2013年7月27日土曜日

タイ・ワークキャンプ日記 vol.7



Do you feel becoming free with the wonderful journey?




Thanks sincerely for our wonderful friends!



・ボランティアプラットフォーム  http://volunteer-platform.org/

  参加生徒の感想文もこちらに掲載されています。


・The Mirror Foundation  http://www.mirrorartgroup.org/japan/

  現地で受け入れてくださった国際NGO。フェアトレード、子ども基金(教育支援)など。


・国境なき子どもたち  http://www.knk.or.jp/

  世界の子どもたちが手をつなぐこと、「共育」の大切さについても学べます。


☆10月11日は国際ガールズ・デー!

  http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/450/134767.html


タイ・ワークキャンプ日記 vol.6



タイは世界有数のコメ生産国ですが、山岳地帯は水田をつくるのが難しいため、畑で稲を育て収穫しています。


素人集団ながら、わたしたちもお手伝いをさせていただきました。
とれたお米は自分たちで食するだけでなく、販売して得られたお金はこどもたちの遠足代などに充てられるそうです。


ほんとうに果物が豊富なので、休憩のときにはマンゴスティンなどをいただきながらおしゃべりです♪


ワンちゃんも一休み。


バナナの葉に包まれたお弁当は、なんともち米でした! おいしく手でいただきました。


農作業もちょうど終ろうとする頃、スコールがやってきて、乾いた大地に水が恵まれて、暑気もホッと一息つきます。自然のめぐりというのはほんとうによくできていると感心させられます。


今日はもう帰らなければなりません。
記念のボードに名前を書きます。



みんなほんとうにありがとう!!!


斜陽に照らされた空港へ。さようなら、また会いましょう!


タイ・ワークキャンプ日記 vol.5


おはようございます!


ホームステイ先のおかあさんは十人の子供を立派に育てあげた方で、とてもよくしてくださいました。
昔の女性は、日本では高校生くらいにあたるごく若いころに結婚し、家事、育児、農作業と朝暗いうちから夜遅くまで、けっして愚痴を言うことなく、凛とした責任感をもって働き続けて一生を終えたのだそうです。このおかあさんが着ている伝統的な衣装や生活用品もすべて女性たちが手で作りまかなっていたのだそうで、そこに込められているデザインや装飾、ファッションに女性たちのささやかな楽しみや芸術的な表現を見出せるのかもしれません。


自分たちでつくったものを自分たちで使うという自給自足の生活が長かったのですが、近年はこうした手工芸品をお客さんに販売するようにもなりました。すてきな品がいっぱい、お土産にとたくさん購入させていただきました。

今後もフェアトレード活動の一環として、おつきあいを続けさせていただければと想っています。

手をふって見送ってくださる村の方々に別れを告げて、今日はカレン族の集落へおじゃまします。


幌を張ったトラックの後ろに乗ってすっ飛ばすのですが、風を切って走るのはとても爽快!


像使いをしてるのがカレン族の人たちです。




ゾウに乗って闊歩するなんて贅沢!


おつかれさま。おやつにバナナとサトウキビをあげます。


また会えるといいね!


なんとなくタイの風景にも溶け込めてきたようです。

今日はチェンライの街に出て楽しんできてもいいよとのおはからいで、まずお寺を訪問。




タイの人びとは仏教の信仰が篤く、ごく幼いこどもたちが仏様を拝む姿もよくみられます。






 
街の市場です。いろとりどりで陽気な声、活気があります。
車やバイク、電気製品などのほか、漫画やアニメなどが日本から進出していました。
歩いていると、体の不自由な人が物乞いをしている姿をみかけることもあります。



高校生の男子二人もぐっと食べっぷりがよくなったね!
明日の農作業もがんばるぞ!!

2013年7月26日金曜日

タイ・ワークキャンプ日記 vol.4


山岳民族の村の朝はとても早いです。
おかあさんたちはまだ暗いうちから家事をはじめ、朝6時ごろにはみんな起床しています。
寝坊助は日本人だけですね…


ラフ族の家は高床式で竹でできています。シンプルで「粗末」に見えるかもしれませんが、高温多湿の気候に適して通風がよく、じつはとても機能的にできているように感じました。



山岳民族の人たちはまさに動物と「共生」する暮らしをしています。村にはいたるところに犬や猫、豚や牛、にわとりなどがいて、こどもたちも動物たちといっしょに遊んで育っているという感じでした。ある男の子などは自慢の蝙蝠のコレクションをみせてくれたりしました。


近年、山岳民族の村にもコーラや駄菓子などをあつかう売店ができ、こどもたちの楽しみのひとつになっているようです。


朝早くからこどもたちは元気に遊んでいます♪


いろいろな遊びをしていますが、やっぱりサッカーなどは人気みたいです。いっしょにボンボン蹴ってきました! 遊びは偉大な世界共通言語です!!


さあ、朝御飯にしようか!


今日は飯盒炊爨で自分たちの昼食をつくることにチャレンジするのですが、まず必要な道具すべての材料となる竹を切り出すことから始めます。



なんと、先輩の日本人ボランティアと村の人たちが共同でつくった「望雲庵」がありました。すばらしい展望レストランです。




まな板やお皿はバナナの葉っぱ、お箸も竹から自分たちでつくります。



竹の飯盒でつくったご飯と卵焼き、野菜スープと焼肉ができあがりました!


うまい、うまい! みんなできれいにたいらげました。


食材も道具もすべて自然からとってきたものなので、かたづけもシンプルで簡単。
そのままポイッと捨てれば、無理なく自然へ還ってゆきます(笑) とってもエコロジーです。

さあ、午後はアカ族の村を訪ねましょう。




村の門を入るとすぐに大きなブランコがあります。これは遊具ではなく、普段は触れてはならない神聖なものです。山岳民族は伝統的に精霊信仰に帰依してきました。これも日本人にはわかりにくいことかもしれませんが、人びとがどのような信仰を抱いて生きているか、どのような宗教が共同体をまとめているのかは、とても重要な問題です。


挨拶をしてから、さっそくこどもたちと遊びます。
ベーゴマを紹介したのですが、はじめてだったのか興味をもってくれて、みよう見真似で回し方も覚えてくれました。


ホームステイ先のお母さんが手作りの料理でもてなしてくれました。ありがとうございます。


そして、食事時のテーブルのしたにはいつも…


日が沈み、夜を迎えると、村の人びとはわたしたち旅人を歓迎してくださるダンス・パーティーを催してくださいました。



男性が正装のおしゃれをすることはあまりないそうですが、お祭りのときは特別ですね!


女性の装いはさらに華やかですね。ヨム!(かわいい!)

 

キャンプファイヤーのように火を囲み、手をつないで、歌を歌いながら踊ります。
ちょうど高校生くらいの女の子が隣でリードしてくれたのですが、とてもよろこんでくれて、彼女たちにとっても日本の高校生と手をつないで踊るのは一生で一度の思い出になったかもしれませんね。

夜も更けてきました。また、明日。